日本でも古くから伝わる西洋医学について

西洋医学というのは欧州を中心に発展してきた医学で、その始まりは紀元前400年代にまでさかのぼります。

それ以前というのは科学的ではなく、おまじないや祈祷により病気を対処していました。

しかしながら、ヒポクラテスによって非科学的な医療から科学的な医療が唱えられたことから西洋医学の祖と呼ばれたりします。

その後古代ローマで西洋医学の知識がまとめられ、学問として確立しました。

日本で西洋医学が入ってきたのは鉄砲伝来の頃だと言われており、そのころに宣教師によって伝えられています。

江戸時代は漢方医学や民間療法が中心でしたが、明治時代以降は欧州から伝えられた西洋医学をベースとして医療が行われています。

西洋医学の特徴としてはミクロの視点で専門化・細分化をすることにより科学的に治療法を確立しています。

ミクロの立場で異常があるという場合には、そこにピンポイントで診断をすることによって治療効果を高めています。

例えば目に異常があるという場合には、目の専門医である眼科医に治療をしてもらうことにより専門的な治療を行えます。

科学的な治療ということで挙げられるのが、診療科目が専門化・細分化されたことです。

外科手術を行う場合でも脳と心臓、肝臓、腎臓など臓器によってポイントが違ってきますので、それぞれの臓器を専門的に扱うことにより研究が進むというメリットがあります。

脳のことであれば脳外科に行けばいいですし、心臓のことであれば心臓外科に行けばいいというように専門家に任せられます。

西洋医学の別の特徴として病気の原因に対して攻撃的に治療を行うことです。

手術や薬などといった手法を使って病気の原因を直接攻撃したり、排除することにより治療をしています。

敵となる病気の原因がはっきり分かっている場合には有効に働き、すぐに効果が出てきます。

そのため、西洋医学ではどうやって敵である病原体をどうやって発見するかがポイントになってきます。

病原体が発見出来たら対処することが可能なので、それに基づき治療を行えます。

そこで問題になるのが、あれこれと検査をやっていったが、原因がつかめないものや複数の原因が絡み合ったものに関しては、効果的な治療方針を立てられないです。

現代ではそういう病気も増えてきています。

最近の治療では西洋医学一辺倒ではなく、東洋医学や漢方医学を取り入れたりして治療をしている医師もいます。

西洋医学にしてもどんどん新しい技術などが進化しています。